胃もたれが続くのはなぜ?考えられる病気と胃カメラを受ける目安|池田市の内科・消化器内科・内視鏡内科・肝臓内科|くすもと内科・内視鏡クリニック

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胃もたれが続くのはなぜ?考えられる病気と胃カメラを受ける目安

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2026年10月12日

胃もたれが続くのはなぜ?考えられる病気と胃カメラを受ける目安

「食後に胃が重い」「少し食べただけでお腹いっぱいになる」「胃もたれが何日も続いている」このような症状は、日常生活の中でもよく経験するものです。
胃もたれは食事や生活習慣によって起こることもありますが、さまざまな病気や胃の働きが関係している場合もあります。
今回は、胃もたれが続く原因や胃カメラを受ける目安、日常生活でできる対策について解説します。

胃もたれとは?

胃もたれは病名ではなく、食後などに感じる胃の重さや不快感を表す症状です。「胃が重い」「胃が張って苦しい」と感じる方もいれば、「食事が胃に残っているような感じがする」と表現する方もいます。
胃もたれに伴い、食後の膨満感、みぞおちの痛みや不快感、吐き気、げっぷ、胸やけ、食欲の低下のような症状が現れることもあります。
こうした症状が繰り返し現れる場合は、食事や生活習慣だけでなく、胃の働きなどが関係している可能性もあります。

胃もたれの主な原因

胃もたれは、食事や生活習慣によって起こることもあれば、胃や食道の病気が関係している場合もあります。主な原因を解説します。

食べ過ぎ・脂っこい食事

一度にたくさん食べると、胃が大きく膨らみ、食後の重さや不快感が生じやすくなります。また、脂肪の多い食事は胃の働きに影響し、胃もたれを悪化させることがあります。
早食いや夜遅い時間の食事も、症状につながる場合があります。食事量や食べ方を見直しても症状が続く場合は、ほかの原因も考える必要があります。

胃炎・慢性胃炎

胃の粘膜に炎症が起こる胃炎では、胃もたれやみぞおちの不快感などが現れることがあります。
主な原因には、ヘリコバクター・ピロリ菌感染や、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用などがあります。
ピロリ菌感染による慢性胃炎は、胃粘膜の萎縮や胃がんのリスクと関連するため、感染歴や除菌歴を確認することも大切です。

胃・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜に深い傷ができる病気です。みぞおちの痛みや胃もたれ、吐き気などがみられ、主な原因にはピロリ菌感染やNSAIDsの使用があります。
潰瘍から出血すると、黒いタール状の便や吐血がみられることがあります。こうした症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

逆流性食道炎

胃酸などが食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症が起こる病気です。胸やけや酸っぱいものが口まで上がってくる(呑酸)症状が代表的ですが、げっぷやみぞおちの不快感、喉の違和感を伴うこともあります。
胃もたれとともに胸やけや呑酸がある場合は、逆流性食道炎なども原因として考えられます。

機能性ディスペプシア

胃カメラなどで症状の原因となる明らかな異常が見つからないにもかかわらず、胃もたれやみぞおちの痛みなどが続く病気です。
代表的な症状には、食後のもたれ感、少量ですぐ満腹になる症状、みぞおちの痛みや焼けるような不快感があります。
胃の働きや刺激に対する感じ方など、複数の要因が関係すると考えられています。症状が気のせいというわけではなく、症状や経過を踏まえた診断と治療が大切です。

胃がん

胃がんは、早期には自覚症状がほとんどないこともあります。一方で、胃もたれや食欲低下、みぞおちの不快感など、ほかの胃の不調と区別しにくい症状が現れることもあります。
症状だけで胃がんかどうかを判断することはできません。胃もたれが長引く場合や、意図しない体重減少、貧血などを伴う場合は、医療機関で原因を調べることが大切です。

胃もたれが続くとき、胃カメラで何がわかる?

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)では、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察し、胃もたれの原因となる病気がないかを調べます。必要に応じて組織を採取し、詳しく調べることもあります。
一方、胃カメラだけでは、食事に合わせて胃が広がる働きや、胃から十二指腸へ食べ物を送り出す機能を十分に評価することはできません。そのため、検査で明らかな異常が見つからなくても、胃もたれが続くことがあります。
その場合は、症状の経過や食事との関係などを踏まえ、機能性ディスペプシアを含めて原因を検討します。

胃もたれで胃カメラを受ける目安は?

胃もたれがある方すべてに胃カメラが必要なわけではありません。ただし、症状が続く場合や、ほかの症状を伴う場合には、胃の病気が隠れていないか確認することが大切です。
次のような場合は、消化器内科に相談し、胃カメラなどの検査を検討しましょう。

✅胃もたれが繰り返す、長引く、徐々に悪化している
✅食欲が落ちた、少量ですぐ満腹になる
✅意図せず体重が減っている
✅吐き気や嘔吐が続いている
✅黒いタール状の便が出た
✅食べ物がつかえる、飲み込みにくい

特に、黒い便にふらつきや息切れなどを伴う場合は、消化管出血の可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。出血が疑われる場合や症状が強い場合は、救急受診が必要になることもあります。
胃カメラを行うかどうかは、症状の経過や年齢、ピロリ菌感染歴、胃がんの家族歴、過去の検査結果などを踏まえて判断します。気になる症状が続く場合は、自己判断で様子を見続けず、医師に相談しましょう。

胃カメラで異常がなかったら「問題なし」なの?


胃カメラで異常が見つからなくても、胃もたれや食後の膨満感が続くことがあります。胃もたれの原因は、胃の粘膜に現れる異常だけではないためです。
その代表的な病気が機能性ディスペプシアです。胃カメラで症状を説明できる病気がないことを確認したうえで、症状の種類や続いている期間などを踏まえて診断します。
検査で異常がなかったからといって、症状を我慢する必要はありません。胃もたれが続く場合は医療機関に相談し、症状に応じた治療を検討しましょう。

胃もたれを改善するためにできること

胃もたれがあるときは、食事の量や食べ方、食後の過ごし方を見直すことで、症状が軽くなる場合があります。無理のない範囲で、日常生活の工夫を取り入れてみましょう。

一度に食べる量を減らし、ゆっくり食べる

一度にたくさん食べると、食後に胃重感や不快感が生じやすくなります。腹八分目を意識し、よくかんでゆっくり食べましょう。
一度に十分な量を食べると胃もたれが起こりやすい方は、1回の食事量を少し減らし、必要に応じて食事を分ける方法もあります。

脂肪の多い食事は、量を調整する

揚げ物や脂身の多い肉、クリームを使った料理などは、胃もたれを悪化させることがあります。症状があるときは、こうした料理を控えめにし、煮る・蒸すなどの調理法を取り入れてみましょう。
ただし、脂肪を極端に制限する必要はありません。食事内容と症状の変化を記録すると、自分に合った食事を見つける手がかりになります。

症状が出やすい食品や飲み物を確認する

アルコールやコーヒー、炭酸飲料、香辛料の強い食品などは、人によって胃の不快感や胸やけを悪化させることがあります。
すべての人に共通する原因食品があるわけではないため、気になる食品を一律に避ける必要はありません。食事の内容や症状が現れるタイミングを記録し、症状との関連が疑われるものを一時的に控えて変化を確認してみましょう。

就寝前の食事を避け、食後すぐに横にならない

食後すぐに横になると、胃酸などが食道へ逆流し、胸やけが起こりやすくなることがあります。
特に、夜間に胸やけや酸っぱいものが上がってくる症状がある方は、夕食を就寝の3時間程度前までに済ませることを意識しましょう。食後はすぐに横にならず、しばらく上体を起こして過ごすことも対策の一つです。

市販薬を使い続ける前に、症状の原因を確認する

胃もたれに市販薬を使用すること自体に問題があるわけではありません。ただし、ただし、薬を飲んでいる間だけ症状が改善する場合や、胃薬を長期間使い続けている場合は、原因を確認することが大切です。

まとめ

胃もたれは、食事や生活習慣だけでなく、さまざまな病気や胃の働きが関係して起こる症状です。
症状が長引く場合や、食欲低下、体重減少などを伴う場合は、原因を確認することが大切です。

当院の特徴

入口

・専門医による検査・診察

日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会の専門医が丁寧な胃カメラ・大腸カメラを行います。

・土曜日、日曜日の胃カメラ・大腸カメラに対応

平日はお仕事や家事でお忙しい方でも、週末を利用して無理なく検査を受けていただける体制を整えています。

・検査当日の「日帰りポリープ切除」が可能

大腸がんの原因となるポリープが見つかった場合は、検査時にその場で切除し、将来のがんを予防します

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