ピロリ菌(正式名称:ヘリコバクター・ピロリ)は、らせん状の形をした細菌です。大きさは約4/1000ミリと非常に小さく、「鞭毛(べんもう)」と呼ばれるしっぽのような突起を使って胃の中を動き回ります。本来、胃の中は強い酸性のため細菌は生存できませんが、ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素を出して周囲の胃酸を中和する(アンモニアを作る)ことで、胃粘膜に住み着くことができます。
感染は主に5歳以下の幼児期に、経口感染(食べ物の口移し、不衛生な水など)によって起こります。衛生環境の改善により若い世代の感染率は低下していますが、50代以上の方では感染率が高くなる傾向があります。
ピロリ菌感染

